梅雨明けしたとはいえど・・・

 今年2018年の梅雨明け直前は非常に広範囲に雨をもたらした。いまでも行方不明の方が多くいらっしゃり、TVでは連日連夜、被災地の様子を中継してその断片断片を伝えている。

 とてもとても痛ましい思いでみるばかり・・・。あるTV局が伝えていたところによれば、ハザードマップが作成されていた地域が、まさにそのように浸水害の被害にあってしまったということ・・・。

 被害が起こる前にマップが作られていたならば、災害が起こる前になんとかならなかったのか・・・と思ってしまう。ある人の話では、国の防災工事はまだまだ立ち遅れているそうだ。というのも、工事が必要な所は何万箇所もあり、とても全部を網羅できていないという現状があると。
 
 というにせよ、今回のことを教訓になにか少しでもできることはないのだろうか。どのように危険性を啓発していくべきなのだろう。災害に遭われるところが少しでも減っていくために・・・。

 被災地に各地から救援の手が差し伸ばされている。現地に赴くことはなかなか難しいことかもしれないが、それでも、私たちにできることとは・・・?

 そうだ、ワールドカップサッカーで日本チームが勝利を収めた時、なぜか分からないが、日本人もここまで来れたんだ〜と何か勇気をもらったような気がする。

 そうだ、羽生選手を覚えているだろうか。彼のフィギュアスケートでの勝利もまた、東北の地に勇気を与えたように感じる。(羽生選手だけではなく、冬季オリンピックパラリンピックのアスリートたちの活躍もまた。)

 そうだ、今ウィンブルドンで戦っている錦織選手もまた、私たちに勇気を与えてくれている。(近年の卓球の若い選手たちの活躍もまた。)
 ・・・
 私たちにできることとは・・・そんな大きなことではないとしても、私たちが誰かのために、なにかの力を差し上げることができることとは・・・。
 
 まだまだそれが何かは分からないのではあるが、せめて自分にできる限りのことを、今やれる時に、やりたいものである。それが結果、周りにどう影響を与えるか、はまさに神のみぞ知る、なのかもしれない。

・・・なにか言葉が頭に浮かんできた
 「今日できることを明日に伸ばすな」
          ーベンジャミン・フランクリンー
・・・そうだ、聖書にはこんな箇所があったっけ。
 「明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります」 −マタイ6:34