マータイさん
・・・と聞いてピンと来ない人の方が多いかもしれない。 私も最近まではお恥ずかしながら知らなかった。 2004年度ノーベル平和賞をアフリカ女性初で受賞した 方である。日本ではあまり知られていないのかもしれないが、 どうも「もったいない」を世界中に知らせた方のようである。 1940年生まれ、現在67歳の彼女はケニアの元環境相であり、 「グリーンベルト運動(GPM)」に関わっている。 GPMとは植林事業であり、ケニアにはすでに3000万本の木を 植樹し、2007年までに1億本を目標にしているNGO。 支援者は8万人である。 植樹と平和賞と何が関わっているかと言うと「木」は資源 であり、それをめぐって争いが起きることを防ごうということ。 (マータイさん受賞のスピーチより) 植樹する前は、たきぎを取りに行くのにも片道1時間も 歩いて女性が取りに行かなければなかったようである。 しかし、付近に植樹することでその手間がなくなったのだった。 植樹のメリットはほかにもいろいろあるだろう。環境保全や 温暖化の緩和・・・など。 とにかく、このマータイさんがここ1週間ぐらい日本に滞在される。