聞くこと

朝、聖書を読んでいて「聞くには早く、語るには遅くしなさい」
という言葉が頭の中に残っていた。

一日現実の中でどんなことを「聞いて」いく必要がある
のだろうかと思ったのだが、少し分かった気がする。

1.授業において、生徒達が前の授業で起こったことを話して
  くれた。とりあえずのはけ口なのかもしれないのだが、
  こちらが何かを言うよりも、まず聞いてあげる必要があるの
  かなぁ、と思った。とりあえずは一応、信用して話してくれて
  いるのだろう。それだけでも少し嬉しく感じるのだった。

2.夕方に懇親会があった。私自身、まだまだ足りない所があり
  それをアドバイスいただき、「聞く」ときであった。

  指摘いただいたように、「毅然とした態度」をとるのが
  私は苦手な方である。そうばかりも言っていられないから、
  やはりこれも願い求めていかなければならないことだと感じる。

  まだ家庭をもって子育てした経験がないからなのかもしれない
  のだが、悪いことは悪いこととして愛情こめて「叱る」こと。
  これからの課題である。

  私自身まだまだ弱いものであるが、教師として職場に置かれて
  いることの意味を思う。神様は私にどのような計画をもって
  おられるのだろう。

  「聞く」ことから考えさせられた一日であった。