面談1日目
1学期も終わろうとしており、面談を行うことに。 毎回思わされるのであるが、一人ひとりの事情を完璧に 分かっているわけではないのであり、どうしたら適切な 指導となるか、ということである。 成績だけに目が行ってしまうと、その子その子の「よさ」が 現れないように思うし、かといって成績のことにも必要な ことは言うべきであるし。 普段の生活の仕方、というのが成績として現れることも あるので、生活面に注意を払うことも必要となる。 そして、それを適切な言葉で言うことができるか。 ひとりの子の様子、というのはご家庭の様子を映しだして いる〜背負っている〜こともあるように思われる。 その様なことを考えていると、軽率に言葉を出すのも 控えられるように思うのである。 ついつい「足りない」面ばかりに目が行ってしまい、「指摘」 しかねないものだ。 成績が振るわない、その子の痛みにどれだけ寄り添い、適切な言葉 をかけられるものだろうか。 限界を感じるものであるが、できるだけのことは精一杯 やらさせていただきたい。 せめて、一人ひとりの「生きる力」を少しでも引き出していく ことができるようにと。