上高地〜横尾まで
本日は朝ドタバタして出かけたこともあって、段々と頭痛が
出てきてしまい、体調がいまいち良くなかった。
昨年穂高に登ったときは高山病にはならなかったので、単に
寝不足であるかとは思うのだが、体がだるい感じはしたのだった。
とにかく、昨日の予想では台風が数日後こちらに向かってきそうだ
とのことで、ひょっとしたら中止になるかとも思っていたが、今日の
ところは、空も抜けるように青く、木々も緑が明るくと爽快であった。
途中のサービスエリアでなかなかよい地図を買うことができ、
コースを見て、イメージを新たにすることもできたのだった。
(「槍ヶ岳・穂高岳」〜山と高原地図37〜(昭文社))
この地図はこの付近の地図が30万分の1、5万分の1、2万5千分の1と
載っており、「標準的な」コースタイムも載っているので結構便利である。
本日は上高地から入って横尾山荘にて宿泊した。
上高地12:30→14:10明神
明神では池をしばし見て休憩をとった。最近では「藻」が発生して
おり〜池全体が鏡のような透明さをもっている〜と言うわけでは
必ずしもないのが惜しむべらくであるが、これも大勢の人が入って
くることによってすこしづつ変わってきていることなのだろう。
明神14:30→15:30徳沢
徳沢ロッジは、小説「氷壁」(井上靖)にて出てくる小屋であるが、
昨年そこで見かけた小説を買おうと思っていた。とにかく、ひょっと
したら次の横尾山荘にあるかと思い、今日買うのはやめておいた。
徳沢15:45→16:35横尾
段々と頭痛がしてきてしまい、大丈夫か不安になったがとにかく
無事に横尾山荘につくことができた。今回の往路ではここがお風呂
に入れる最後になるので、暑めのお風呂ではあったがしばらく浸かる
ことができた。幸い、他の登山客でごったがえしてはいなかったので
それなりにゆっくり浸かった。さすがに塩素消毒の臭いはする。
結構暑めのお風呂に耐えながらであった。さて、ここでは環境のため
「石鹸」は使えない。とはいえ、しばし贅沢の時を味わった。
その後、18時から山荘での食事。中には体調が悪かったりと食事を残
してしまう子もいて「もったいない」気もした。
早めに予約を取ったのがよかったのか、部屋の方では昨年より余裕を
もって寝ることができたように思う。昨年は結構混んでいて、夜中に
遅くまで話していた子達をちゃんと「叱って」下さる方がいらっしゃった。
※はっと思わされたのだが、山荘で「レジ袋」は迷惑であった。というのも
夜中や朝方に起きてゴソゴソと荷物を探る音は、他の方にとって耳に
さわるものだからである。次の機会にはぜひ気をつけたい。
中には夜中に起きて、流れ星をみた子もいたようだ。残念ながら
私はそれどころではなかったので20:30消灯以前に速攻で寝てしまった。
このシーズンは月が満月近くなのであいにく星の観察には不向きであった
が、それでも見える星、流れる星たちに感動させられたようである。