槍ヶ岳登山4日目(下山後の休日)
台風は九州付近を北上しており、被害が出ているようである。 これから強い雨に見舞われるかとも思っていたが、台風がそれた こともあって、本日は登山の疲れを一日ゆっくり取ることができた。 中の湯温泉→10:34穂高町 ちひろ美術館 安曇野へとバス移動。穂高町は昨年一度訪れたことがあり、懐かしい。 途中、リンゴ畑やとうもろこし畑が広がり、ところどころに美術館があり、 周りは山々に囲まれた山麓。 ちひろ美術館では「いわさき ちひろ」さんの画風・経歴を紹介したもの があり、興味を持った。ちひろさんの作品はかわいい子供の絵〜という イメージしかなかったのだが、水彩のぼかしを特徴とされていたのだった。 http://www.chihiro.jp/ その他、世界の絵本の展示もやっていた。ちひろさんはご主人と結婚に あたっての「取り決め」を5か条ぐらい互いに書き記しており、特に印象に残った。 以前だと美術館なのでの作者の生涯というのにはさほど目を留めてはいな かったように思う。それだけ歳をとった証拠だろうか(笑)。 ちひろ美術館12:30→12:50ごろ 大王わさび農園 わさびは「こうやって」育てられているのだ、と知った。畑の中に 水路を張り巡らし、上には黒い網。強い日差しを遮っているのだろうか。 http://www.daiowasabi.co.jp/ 時間的に丁度お昼すぎということもあり、ここにて食事をした。 そばに入っていたわさびは新鮮であり、少し入れたぐらいでは「ツンと」 しないのだということを知った。「わさびビール」なるものもあって興味を 魅かれた。「わさびコロッケ」はあまりツンとは来なかった。「わさびソフト」 は後味にわさびが残る、という不思議な感じ。一度試してみると面白いだろう。 大王わさび農園13:30→どこかのIC→16:50学校着 バス車中、DVDを見た。たしか中年のサラリーマンが体を鍛えて ワルに復讐するものだったが、鍛える場面がケナゲであった。いわゆる 「青春もの」のようであるが、ついつい見てしまった(笑)。 その後、「氷壁」に没頭。以前1月にNHKでドラマをやっていたのだが、 そのシーンを思い出しつつ、小説の世界に浸かった。 今回の登山を振り返ってみると、昨年よりは前もって準備できたように 思う。とはいえ体力の衰えも感じた。これも歳の功?であろうか。 ひょっとしたら登山自体できないかもしれない、と思っていただけに 「与えられた」ものであったように思う。もし次登山することが許される ならば、前もって地図を見たりしてもう少し心の準備もしたい。 現予定で来年は「白馬岳」登山。ひそかに待ち望む。