理科学力低下…

2006年度OECDの調査によると、各国と比べ日本の
高校生(1年)の理科学力は3年前よりも低下している
とのことである。
 例えば、野外学習などで学力を身につける機会が
多いかというとそうも思えない。今はおそらく、
教科書の知識を得、問題を解くことで精一杯だろうと
思う。
 ましてや、自分でなぜかを考えて問題を解こうとする
能力はつく…ようにはできていないように思える。
 厳しい大学受験をにらんで、いわば「つめこみ」の弊害
なのかもしれないが、そもそも理科科目に割ける時間は
それほど多くはないのではないか…。
 最近は「総合的学習の時間」なるものがあるが、果たして
その成果は上がったのか、疑問である。
 かえって勉強から遠ざかる生徒を増やしてしまったので
はなかろうか。最近は結局「見直し」なんていうことを
言い出しているし…。よく分からない、モンカショー。