週末

今週はテスト週間があり、テストが終わると早速採点が
待っている。採点の度に思うのであるが、一つの文章で
あっても、幾通りかの意味に取れることがあること。
 それによっては迷う子もいるであろうこと。そうすると
それなりに丁寧に問題を出していく必要があると思わされる。
 ある意味不用意に「落とし穴」を作りたくはない。
それに加えて思うことは、たしかに教科書の知識を正しく
答えられることは大事なことの一つではあるが、すべて答え
られるからといって、「よい」とは限らないのではないか。
 実際社会に出たとき、「よい」答えなどは一通りではない
のだから…。
 そうすると、私達大人にできることとは一体なんなのだろう
か。せめて、世の中に出て行くときに「自分なりに」考えて
なんとかやっていけるように…育てていくことではあるまいか。
ふと、そんなことを感じた。