とりだめ拝見

①「風林火山
 最終回一歩手前。脇役であった人物が亡くなっていく。戦国
時代ならではの物悲しさ。勘助の戦法が見抜かれてしまう。
次回、ついに最終回。目が離せない。

②「はだしのゲン
 原爆のためなにもかもめちゃくちゃにされたゲンたちの
言葉に尽くしがたい生活、その中でもけなげに生きざるをえない
姿。「ゲンは元気のゲンじゃ」「麦は踏まれても踏まれても
春には芽を出すんじゃ」と父親から言われた言葉が心に残る。
 今の私達は戦争でなくなっていった方々から命を「いただいた」
存在であるような気がする。戦争を知らない私達にとって、
ノホホンと暮らしていくのは申し訳ないことではなかろうか。
ふとそう感じてしまった。