「3本の木」考

先日、「3本の木」なるDVDを見た。これは学校でお話で
きると思い、考えてみた。

3本の木はそれぞれに自分の夢を持っていた。それぞれ
の夢は叶ったのか? 直接には叶わなかったのかもしれな
い。でも、それぞれが思ってもみない形で、彼らの夢は
叶ったことになるのでは。それは神様がそれぞれの木に
もっともふさわしい形でくださった。
 何かをやりたい、と夢を持つことはとても大切。
もし私達が心から願うならば、どんな動機であったとし
ても、神様は本当の意味で叶えてくださるのだろう。
単なる自分勝手な夢ではなく、本当に人の役に立つ夢に
変えられていくのだろう。
 今、神様にそう信頼できる人にとって、なすべきことは
なんなのだろうか。それは、今与えられていることに一生
懸命取り組んでいくこと以外にはない。神様は現実とかけ
離れたようなことをしなさい、とはおっしゃられない方な
のだから。将来どんな生活を送りたいか? もし充実した
生活を送りたいならば、なすべきことを地道に、着実にし
ていってほしい、と思う。それが夢への一番の近道となる。

私達はとかく自分の思いで夢をもっていくものだが、真剣に
向き合ったとき、神様は私達の夢をはるかに越えて、もっとも
良いものをお与え下さる方である、と私達は知っている。
 たとえそれが始め自分が思うものではなかったとして
も、結局は自分にとってよかったのだと、いつか受け止める
ことができるものさせられたい。