そういえば・・・ザイルパートナー

 ふと家で話をしていて思わされたのだが、
最近体調がいいのは、薬のためだけではないだろう(笑)。

 いつの間にやら自分の中でたまっていた話を
話したり(聞いてくれる人がいなければダメだ)、
忙しいときでも、ゴハンを用意してもらえたり、
肩がこったり、足が痛かったりするときには
マッサージしてくれたり、するパートナーがいてくれる
ことも大きい(半分のろけだ(笑))。

 夫婦関係だけでなく、おそらく傍らに一緒に歩いて
くれて、寄り添ってくれるような「友」の存在は
誰しも必要なのではなかろうか。

 人は一人では生きていけないのかも。

 1年前に挙式した折、牧師先生が話していた言葉が
頭の中に残っている。

 それは夫婦は「ザイル・パートナー」であるということ。

 山登り(特にロッククライミング)が好きな人はピンと
くるだろうが、ザイルパートナーとは〜お互いにザイル(縄)
を結びつけて、片方が岩を登るときには下で片方がザイルを
持っている、そんな関係のこと。

 一方が大変なときは一方がフォローする、そんな関係と
言えるだろうか。

 とはいえ見落としがちなのは、ザイルは岩に打ちつけ
られた硬い金属の金具に通されている。それが外れたり
しては一大事。

 クリスチャンにとって、岩は神様なのだろうと思う。
そこを土台として、私達は金具を打ちつけていく。
(基礎を築くとでもいえようか。)

 ときには甘い打ちつけなのかもしれないのだが、
だとしても、私達はときにはキケンを通されながら
少しずつ人生の「山登り(岩登り)」をさせられていく
のかもしれない。

 そうして一つ岩に登頂できたとき、パートナーの
絆はより一層強まっていくものなのかもしれない。